2008年1〜4月に neoneo坐 で上映した作品

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《2008年1〜4月の企画》
短篇調査団(59)『ねずみの巻』 あがた森魚月刊映画上映会
『月刊『もっちょむ』一月集壕』
短篇調査団(60)『発見の巻』 シネトレシネフェスタ
「プログラムA “その先の未来図…”」
シネトレシネフェスタ
「プログラムB “その先の領域へ…”」
シネトレシネフェスタ
「地獄選+ “妄想ガ暴走スル…”」
シネトレシネフェスタ
「傑作選+ “瞬きを探して…”」
シネトレシネフェスタ
「望郷選SP “消えかけそうなマイル…”」
短篇調査団(61)『太鼓の巻』 あがた森魚月刊映画上映会
『qpora purple haze 1月號』
短篇調査団(62)『鳥の巻』 短篇調査団(63)『歯の巻』
松川八洲雄劇場
Aプログラム
松川八洲雄劇場
Bプログラム
松川八洲雄劇場
Cプログラム
松川八洲雄劇場
Dプログラム
松川八洲雄劇場
Eプログラム
松川八洲雄劇場
Fプログラム
松川八洲雄劇場
Gプログラム
あがた森魚月刊映画上映会
『Qpora purple haze』2月號試写上映會
短篇調査団(64)『引越の巻』 『船、山にのぼる』公開記念
本田孝義 2 days@Space NEO
短篇調査団(65)『天気の巻』 シネマトレイン地獄選
「色恋沙汰ジャングル」浜松恨節・編
短篇調査団(66)『万博の巻』 あがた森魚月刊映画上映会
『Qupora purple haze』3月號試写上映會

短篇調査団(59)『ねずみの巻』

『ディズニーの いなかのねずみ』(原題:The Country Cousin)(2008年1月16日 (水) 20:00〜)
1936年/9分/カラー
原作:イソップ寓話/制作:ウォルト・ディズニー・プロ
監督:デヴィッド・ハンド、ウィルフレッド・ジャクソン

■ 従兄弟に招かれた田舎ネズミは都会へ行く。町には肉やチーズなどご馳走がいっぱい。でも極辛カラシやお酒など、見慣れぬ恐ろしいものも...。1936年アカデミー短編アニメーション賞受賞。日本公開題「赤毛布の忠さん」。

『あなたの町のネズミ作戦』
1969年/20分/カラー
制作:東京文映/企画:ねずみ駆除協議会/プロデューサー:土屋祥吾
脚本・監督:米内義人/撮影:川崎龍彦

■ ネズミの害と駆除の正しい方法を知らせて、駆除意欲の高揚と正しい環境衛生のあり方を描く。

『チュウチュウバンバン』
1970年/25分/カラー
制作:日本産業映画センター+東映動画/企画:トヨタ自動車販売
監督:矢吹公郎/脚本:山元護久/作画監督:窪詔之/撮影:高橋宏固
声の出演:滝口順平・松島みのり・大竹宏・坂本新兵

■ 自動車好きの五匹のネズミたちが運転教習をしていた時、銀行ギャングの現場に巻き込まれて追いつ追われつに...お話の中で交通規則を子供たちに紹介。

『染色体に書かれたネズミの歴史』
1976年/32分/カラー
制作:シネ・サイエンス(現・アイカム)/企画:文部省
プロデューサー:林六郎/脚本・監督:武田純一郎/撮影:長谷川高久

■ 人家の天井裏などに住みつくクマネズミの染色体の研究に打ちこんできた国立遺伝学研究所細胞遺伝部長・吉田俊秀博士の世界的な研究成果をわかりやすく解説。


あがた森魚月刊映画上映会
『月刊『もっちょむ』一月集壕』

『もっちょむうすけしぱあぷるへいず12月號』(2008年1月21日 (月) 19:00〜)
監督:あがた森魚

短篇調査団(60)『発見の巻』

『愛ほど素敵な料理はない』(2008年1月30日 (水) 20:00〜)
1978年/22分/カラー
制作:松竹映像/企画:味の素/原作・監修:山田洋次
音楽:佐藤勝/出演:上條恒彦・倍賞千恵子

■ 独身男の安下宿。汚れた皿と鍋に作る味気ない食事。夢見るのは明るいキッチン、暖かい手料理と愛する彼女。この気の弱い男が電報プロポーズという奇手を使ってやっとのことで彼女に愛を打ち明け、皆に祝福される。

『被服を考える』
1969年/10分/白黒
制作:日本映画新社/企画:高等学校教材映画企画製作協会
監督:藤田繁夫/脚本:下田逸穂/撮影:杉崎理

■ 高校生の年令になると自己に目覚め、美的感覚も鋭敏になる。自分の体格、体型、個性などの特徴を知り、自分を美しく装うためにはどうすればよいか考える姿勢を養う家庭科の教材映画。

『しあわせの王子』
1974年/19分/カラー
制作:共立映画社+和光プロ/プロデューサー:江川好雄・高橋澄夫
監督:富野喜幸/脚本:大島善助/原作:オスカー・ワイルド

■ 銅像の王子は、自分を飾る宝石などを貧しい人々にツバメに頼んで届けさせる。1975年教育映画祭最優秀作品賞受賞。

『発見への旅だち』
1974年/30分/カラー
制作:東映教育映画部/企画・脚本:布村建/監督:大和屋竺
撮影:加藤和郎/助監督:柳町光男/音楽:杉田一夫

■ 宗教法人が若者向けに製作したPR映画。青春群像を通して心の連帯を訴える。ブラックエンペラーが出演したり、荒戸源次郎氏率いる劇団・天象儀館のメンバーが挿入歌を担当していたりする異色作。


シネトレシネフェスタ 「プログラムA “その先の未来図…”」

『牢獄ノ祭典』
(2008年2月8日 (金) 19:00〜・2月9日 (土) 17:00〜・2月10日 (日) 15:00〜)
rougoku_no_saiten.jpg猿山典宏/4分/DV/1996〜2006年

■ 戦後日本現代史を具現化した作品。この映画は全ての『他』との関係性及び意思疎通についての、人間の苦悩と煩悶を描写している。

【猿山典宏】
1972年生まれ。『強制送還』がイメージフォーラムフェスティバル1996にて特選。ロッテルダム、バンクーバーなど各国の映画祭で正式上映される。また絵コンテ作品『リニヤレール』がMTV STATION ID CONTEST 98 でスプラッター賞受賞。10年ぶりの新作『牢獄ノ祭典』がモントリオール国際ニューシネマフェスティバル2007 にて正式上映。現在、新作『魚鼓』製作中。

『貴公子』
kikoshi.jpg猿山典宏/2分/ビデオ/1992〜1993年

■ 暗闇の中をつんざくけたたましい奇声。脊椎動物と肥満の男が絡み合う猿山典宏の初作品。悪夢世界の扉が開く。

【猿山典宏】
作家プロフィールは『牢獄ノ祭典』をご参照ください。

『転落』
tenraku.jpg猿山典宏/2分/8ミリ/1993〜1994年

■ フィルム編集でソーマトロープの実現を試した作品。参考にしたのは有名な籠の中の鳥で、口腔を籠となぞらえた。

【猿山典宏】
作家プロフィールは『牢獄ノ祭典』をご参照ください。

『強制送還』
kyousei_sokan.jpg猿山典宏/3分/8ミリ/1995年

■ 脊椎動物から軟体動物へ。葛飾北斎は「喜能会之故真通」で蛸と海女の絡みを描いたが、本作では蛸と肥満の男を動画で描いてみた。

【猿山典宏】
作家プロフィールは『牢獄ノ祭典』をご参照ください。

『ぼくのまち』
boku_no_machi.jpg中村智道/16分/DV/2006年

■ シュールな箱庭世界に“生命”を生み出す夢は叶ったのであろうか? 破滅的なヴィジョンが万華鏡のごとく展開するアニメーション作品。

【中村智道】
1972年生まれ。岡山県赤磐市在住。2004年からアニメーションの制作を開始、自ら不安要素を作り出し、極限状態で制作するのがスタイル。2006年に第1号作品『ぼくのまち』を完成。イメージフォーラム・フェスティバル2007奨励賞受賞。同年、バンクーバー国際映画祭に招待。

『お城が見える』
oshiro_ga_mieru.jpg小出 豊/11分/DV/2006年

■ 近未来SF寓話。夫が妻に、妻が息子に理不尽な暴力の連鎖が検証されていく。見事な手腕で演出された皮肉なサスペンス作品。

【小出 豊】
映画美学校第三期修了生。課題制作の『お城がみえる』が大西健児の目に留まり、アクのある作風だが基本を抑えた演出力と配慮の効いた映像感を気に入られ、今プログラムに抜擢。

『イーストエンド』
east_end.jpg大西健児/28分/DV/2001〜2005年

■ 核戦争後の荒廃した終末世界を描き上げた脅威の本格SFバイオレンス。煮えたぎる情景に喚起せよ。

【大西健児】
1973年三重県出身。90年代半ばより、映画団体シネマトレインを掲げ、自身の映画製作、及び、新宿を拠点にした国内外のインディペンデント映画の上映活動を行う。1995年に製作した『焼星』が山形国際ドキュメンタリー映画際1997出展他。アンソロジーフィルムアーカイブスNYなどで紹介された。『スクエアワールド』(1995)『水槽都市』(1996)『絶頂』(1997)等、劇映画と実験映画の融合を試みる長編アンダーグラウンド映画の数々は各国の映画祭で上映されている。2001年、35ミリ映画『白夜叉』(時代劇)がクランク・イン、撮影中の事故で死にかけるものの、生死の狭間より奇跡的に生還。現在制作再開。その完成・公開が待たれる。


シネトレシネフェスタ「プログラムB “その先の領域へ…”」

『VIDA ―ヴィエダ―』
(2008年2月9日 (土) 15:00〜・2月10日 (日) 17:00〜・2月11日(月・祝) 15:00〜)
vida.jpg大西健児/15分/16ミリ/2007年

■ “死”は“生”を異なる言語で浮かび上がらせる事象である。蛮性を謳歌し、映画スル。フィルムを自家現像して仕上げた作品。

【大西健児】
作家プロフィールは『イーストエンド』をご参照ください。

『Carnophobia ―カルノフォビア―』
carnophobia.jpg池田泰典/17分/DV/2008年

■ 減量という手段で自己の肉体を否定してゆく末路。過度の行為が肉体だけでなく、精神を蝕んでいく閉塞的なサイコサスペンス。

【池田泰典】
1973年生。1994年より4年間コロラド州フォートルイス大学演劇科で演技・作劇を学ぶ。99年ニューヨークに渡り、ニューヨーク・フィルム・アカデミーを卒業。帰国後に制作した『In The Past』(2005)でニューヨーク国際インディペンデント映画祭で最優秀短編ファンタジー映画賞受賞。

『地縛のアルバム』
jibaku_no_album.jpg太田智丈/38分/DV/2007年

■ 行き詰ってしまった。全てが崩れ去り、瓦礫の中に作者は新たな選択を求められる。呪縛を解き、その先の道しるべを指し示せ。

【太田智丈】
1973年三重県生まれ。1992年イメージフォーラム付属映像研究所第16期生、1993年同研究所特待生。『シオマネキ』がイメージフォーラム・フェスティバル1996審査員特別賞受賞。

『無音の領域』
muon_no_ryoiki.jpg栗原みえ/13分/8ミリ/2007年

■ 5年ほど前に発症した持病の痛みが四六時中うるさい雑音のようにまとわりつきます。ある朝、目が覚めたら痛みが消えていればいいのに。

【栗原みえ】
1971年生まれ神奈川県横浜市在住。1993年イメージフォーラム付属映像研究所第17期入所とともに映像制作を始める。
作品歴:『冬凪』(1994)『空気息子』(1995)『青の数値』(1999)『無音の領域』(2006)、以上すべて8ミリ。


シネトレシネフェスタ「地獄選+ “妄想ガ暴走スル…”」

『ワイルドホーシズ』(2008年2月9日 (土) 19:00〜)
wild_horses.jpgヤジマチサト士/20分/8ミリ/2004年

■ 一見突拍子も無い近未来サスペンス映画である。実は自主映画の王道のスタイルはこれでないか。

【ヤジマチサト士】
イメージフォーラム付属映像研究所出身。代表作『ワイルドホーシズ』『つき・よみ』の他『THE HOOD』、『献身ー浩宮マサヒの憂鬱』などがある。

『序破急』
johakyu.jpg小林ひろこ/12分/8ミリ/1996年

■ 妄想ガ暴走スル…。陰鬱な内容なのにどこかでクスリと笑えてしまうグロテスクな快作。

【小林ひろこ】
『序破急』(1996)『リプレイス』(1999)がゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭でオフシアターコンペティションに2作続けて入賞。女性映像作家でありながら破天荒でグロテスクな作風が注目される。

『あながちまちがってるともいえない空』
anagachi.jpg才木浩美/18分/8ミリ/1996年

■ 本当のことは、ある程度どの角度からも形容することが可能だが、まん中を言語化することは、できることではなくてめざすことである。と10年前のわたしは言っていたけれど、10年たっても全くたどり着けません。

【才木浩美】
1971年生まれ。イメージフォーラム映像研究所にて8ミリ製作を学び、90年代に作品を発表。代表作は『あながちまちがってるともいえない空』(イメージフォーラムフェスティバル97特選、あきるの映画祭96審査員特別賞、横浜美術館収蔵)など。

『ブルーマックス』
blue_max.jpg大西健児/11分/8ミリ/1997年

■ 日常風景の中に当たり前のように溶け込んだ犯罪と暴力、同録8ミリ音源のいかがわしいノイズが響く。

【大西健児】
作家プロフィールは『イーストエンド』をご参照ください。

『君のハグキ』
kimi_no_haguki.jpg永井英之/15分/8ミリ/1998年

■ イノセンスなんだが、ナンセンス。シュールな不条理劇が、生き下手なカップルの間で展開する珍作。

【永井英之】
映像作家・小口容子の『路地の子』(1998)、『リアルアクセスディスコミュニケーション』(2007)に出演。自身でも映像作品を手がけており、『君のハグキ』が東京学生映画祭で準グランプリを受賞している。現在はmixiの自身のページにおいて「フルチンくん」を連載中のイラストレーター。

『エンドレス・ラブ』
endless_love.jpg小口容子/37分/8ミリ/1988年

■ 愛って何だ! 映画って何だ! 暴走妄想狂映像作家・小口容子が頭を刈り上げのた打ち回る問題作。

【小口容子】
20年選手の妄想型女性映像作家。80年代より8ミリ映画を制作。『エンドレス・ラブ』がぴあフィルムフェスティバル1988にいわくつきで入賞。映画監督の村上賢司との「テレクラムービーバトル」、「小口容子プレゼンツ変態祭り」等の挑発的な企画をプロデュースしている。


シネトレシネフェスタ「傑作選+ “瞬きを探して…”」

『バーボンタイム』(2008年2月10日 (日) 19:00〜)
bourbon_time.jpg大西健児/12分/8ミリ/1997年

■ 8ミリカメラで捉えた故郷の夏。緑の光が浸食する酔いつぶれた時間の追体験。

【大西健児】
作家プロフィールは『イーストエンド』をご参照ください。

『空気息子』
kuuki_musuko.jpg栗原みえ/25分/8ミリ/1995年

■ ソンナニイッショウケンメイシャベラナクテモ、ダイジョウブ、マイフレンド。ボクハ、キミノ、空気息子。

【栗原みえ】
作家プロフィールは『無音の領域』をご参照ください。

『わが解体』
waga_kaitai.jpg山田勇男/15分/8ミリ/1986年

■ 自らの影を指でなぞる。孤高のまなざしが、白く消えかかった足元を見つめる。山田勇男の傑作映像詩。

【山田勇男】
1952年北海道生まれ。天井桟敷に在籍し、寺山修司の映画作品のスタッフを務める。湊谷夢吉らと銀河画報社を設立して映画製作を開始。作品はもっぱら8ミリだが『アンモナイトのささやきを聞いた』『蒸発旅日記』などの商業映画も監督している。

『Fresh』
fresh.jpg橘 薫/4分/8ミリ/1993年

■ ジムに通う異国人の友にカメラを向けたささやかなシネエッセイ。詩情あふれるプライベートシネマ。

【橘 薫】
70年代末の音楽シーンを沸かせた東京ロッカーズの生き残り。90年代にはギターを8ミリカメラに持ち替え、新たな表現活動を始める。フィルム映像特有の皮膚感に着目し、ミニマルな構造作風が特徴。

『廻向〜echo〜』
rinko.jpg杉田 環/14分/8ミリ/1996年

■ 涼しいまなざしが黙々と冬の情景を切り取る。風の振動を収集するエキセントリックな一品。

【杉田 環】
浜松の映像グループ・シネマヴァリエテに参加。90年代初頭より個人的な8ミリ映画作品を制作。シネマトレイン最初期の上映メンバーの一人。現在はロンドンに在住。

『天使待ち』
tenshi_machi.jpg長屋美保/37分/8ミリ/1994年

■ 雨の少ないひと夏の記録。長屋美保の待ち人はやがて現れる事となる。静かな力作。

【長屋美保】
『海の花』(1994)がイメージフォーラム・フェスティバル1995で大賞受賞。90年代初頭より、8ミリ映画で個人映画を制作する。自分と恋人、家族・故郷と自分自身との関係性を同時録音用8ミリカメラを使って計ってゆく、独白映像が特徴。内向型でありながらも、外に開けてゆく映像構成は8ミリ映画の特性を最大限に生かした長屋作品の魅力。代表作『天使待ち』(1994)『ハル』(1995)。


シネトレシネフェスタ「望郷選SP “消えかけそうなマイル…”」

『泥のなかで生まれた』(2008年2月11日(月・祝) 17:00〜)
doro_no_naka.jpg山崎幹夫/17分/8ミリ/1986年

■ 父親を失った作者が8ミリカメラで己の所在を確認する。自分に向き合う個人映画の傑作。

【山崎幹夫】
1959年東京生まれ。作品数は有料で公開したものだけで80作を超える。2000年、8ミリ入門のための冊子「8ミリ映画制作マニュアル」刊行。ウェブサイト「ムエン通信」開設。著書に「勇者のゆくへ★ファミコン無頼帖」「缶コーヒー風景論」等がある。主な代表作に『海辺の記憶』『ゴーストタウンの朝』『極星』『猫夜』『虚港』『グータリプトラ』(すべて8ミリ作品)。87年山本政志監督作品『ロビンソンの庭』を共同脚本。95年にはパルコ製作の商業映画『プ』(主演:佐藤浩市)が公開されている。

『サマータイム・ランドスケープ』
summertime.jpg大西健児/18分/8ミリ/1994年

■ 上京後2年、カメラを片手に祖母の田舎を訪れる。東京とは違うゆるやかな1週間の記録。

【大西健児】
作家プロフィールは『イーストエンド』をご参照ください。

『海の花』
umi_no_hana.jpg長屋美保/33分/8ミリ/1994年

■ 恋愛を通して祖母も女である事を認識した作者。家族・恋人との関係を8ミリカメラで測る。

【長屋美保】
作家プロフィールは『天使待ち』をご参照ください。

『鉄の蔵』
tetsu_no_kura.jpg太田智丈/36分/8ミリ/1994年

■ 祖父が父に残した家財。自分が受け継ぐ血脈の所在。静粛の中、彼の今が明確になる。

【太田智丈】
作家プロフィールは『地縛のアルバム』をご参照ください。

『家、回帰』
ie_kaiki.jpg石井秀人/18分/8ミリ/1984年

■ 8ミリ映画が到達した表現の至宝、我と家族の絆が8mm幅のラインに刻み込まれる。

【石井秀人】
1960年群馬県生まれ。イメージフォーラムで映像を学ぶ。一貫して個人のまなざしから広がる世界を追求する。『家、回帰』がぴあフィルムフェスティバル1985に入賞。代表作『家、回帰』(1984)『風渡り』(1990)『光』(1999)他。

『多摩川くらしの手帳』
tamagawa.jpg内村茂太/37分/8ミリ/2007年

■ 旅の記録と昼寝、朝酒、朝湯の日々の記録。のんびりムードの新たな日記映画の金字塔。

【内村茂太】
1974年広島県出身。『おしゃれ29/29』が調布映画祭第9回ショートフィルム・コンペティション・グランプリ。『べっぷ、たまがわ』がイメージフォーラム・フェスティバル2006で寺山修司賞を受賞。多摩川住宅在住。


短篇調査団(61)『太鼓の巻』

『日本の太鼓』(2008年2月13日 (水) 20:00〜)
1985年/20分/カラー
制作:東京シネ・ビデオ/プロデューサー:横川元彦・小菅正典
脚本・監督:本間賢二/撮影:川尾俊昭

■ 日本人の心のふるさとの響きとも言うべき太鼓を、人々の生活や祭礼・能・歌舞伎等習俗・芸能の中に求め、人間の生命の鼓動を伝える多彩な響きを追う。

『琵琶―日本の伝統音楽―』
1980年/22分/カラー
制作:東映教育映画部/脚本・監督:萩野正昭/撮影:北川英雄・大城和之

■ 琵琶は奈良時代に伝わってから宗教音楽、語り物芸能、器楽音楽と日本の音楽界の一角を担ってきた。その琵琶の豊かで多様な味わいを、一流の演奏者によって紹介する。

『おこんじょうるり』
1982年/25分/カラー
制作:桜映画社+エコー/プロデューサー:村山英世/原作:さねとうあきら
脚本・監督:岡本忠成/音楽:高橋裕次郎・堅田喜三久・中川善雄
声の出演:長岡輝子・小野寺かほる・木村富穂・後藤哲夫

■ まじないで厄払いするイタコの婆さまは、最近ヘマばかりして寝込んでいた。そこへ狐のおこんがやってきて浄瑠璃をうなると、婆さまはたちまち元気に。婆さまはおこんを背中に隠して、村人の病気を直しにでかけるが...。張子人形を使ったアニメーション。

『日本の舞踊』
1960年/24分/カラー
制作:岩波映画製作所/企画:文化財保護委員会/プロデューサー:小口禎三・田中清広
脚本・監督:羽仁進/撮影:小村静夫ほか/音楽:清水脩/解説:富田仲次郎

■ 黒島に残る原始的な舞踊から神社の巫女舞、大衆に広まった盆踊り、さらに典雅なものに発達した舞楽、絢爛たる歌舞伎、西欧の様式を採り入れた現代舞踊など、日本の舞踊の流れを描く。


あがた森魚月刊映画上映会
『qpora purple haze 1月號』

『qpora purple haze 1月號』(2008年2月22日 (金) 19:00〜)
監督:あがた森魚

短篇調査団(62)『鳥の巻』

『日本の鶏』(2008年2月27日 (水) 20:00〜)
1984年/30分/カラー
制作:プロダクション未来/監督:久保田義久

■ 一生尾羽が伸びつづける土佐のオナガドリや、日本三大長鳴鶏といわれる高知の東天紅(トウテンコウ)、新潟の蜀鶏(トウマル)、秋田の声良(コエヨシ)など、世界に類を見ない貴重な品種を含め、天然記念物に指定されている17種の日本の鶏を全て紹介する。

『動物の生態 ウミネコの生活』
1964年/18分/カラー
制作:学研映画/企画:文部省/プロデューサー:原正次
脚本・監督:岡田泰明/撮影:平野光徳

■ 日本で最も普通にみられるカモメの一種、ウミネコの生態を、その繁殖地である青森県蕪島を中心に観察記録する。

『つるのすごもり』
1971年/17分/カラー
制作:「つるのすごもり」を製作する会
脚本・監督:篠原茂・斎藤和男(芝山努)/原作:タカクラ・テル
作画監督:斎藤和男(芝山努)/作画:近藤喜文ほか/撮影:八巻磐/音楽:清瀬保二

■ 美しいツルが群れをなして舞う平和な島。卵から可愛い二羽のヒナが孵った。ある日突然、タカがヒナを襲う。親ヅルは必死にヒナを庇うが...。映産労(日本映画放送産業労組)の呼びかけにアニメ製作スタジオの労働者約80名が勤務の余暇を割き参加、三年がかりで完成させた自主作品。言葉を用いず映像と音楽だけで構成。

『小湊のオオハクチョウ』
1973年/25分/カラー
制作:三和映画社/企画:松緑神道大和山
脚本・監督:野崎健輔/撮影:白川栄造

■ 特別天然記念物に指定されている青森県平内町小湊のオオハクチョウ。地元の町立浅所小学校の「オオハクチョウ観察班」による17年間にわたる研究成果を記録する。


短篇調査団(63)『歯の巻』

『歯 ―ムシ歯の原因をさぐる―』(2008年3月12日 (水) 20:00〜)
1976年/28分/カラー
制作:シネ・サイエンス(現・アイカム)/企画:ライオン歯磨/
プロデューサー:林六郎/脚本・監督:大沼鉄郎/
撮影:大小島嘉一・長谷川高久・加藤和三

■ 電子顕微鏡による微速度撮影、連続観察、培養実験などを通して、ミクロの世界にまで立ち入り、病原菌・歯垢・歯石・酸によるほうろう質の脱灰などを精密に記録した科学映画。

『動物のかお ひとのかお ―たのしい科学 No.224―』
1961年/14分/白黒
制作:岩波映画製作所/企画:八幡製鉄/プロデューサー:吉野馨治・渡貫敏男/
脚本・監督:渥美輝男/監督:山内登貴夫/撮影:中山正治

■ 人間や動物の顔はみな異っている。顔をかたちづくるのは顔面頭蓋であり、顔面頭蓋は歯の変化によってきまることを、いろいろな動物の例をあげて説明し、人間の特徴を明らかにする。

『ムシ歯城をやっつけろ ―みんなハブラシマン―』
1989年/14分/カラー
制作:記録映画社、スタジオ・ノーヴァ/プロデューサー:古川正思・池内芳子/
監督:古川直木/脚本:野田牧史/撮影:長井和久

■ 口の中の衛生については意外に無関心の人が多く、特に幼児の歯は「乳歯でどうせ生え変わるから」と考え違いをしている人も多い。小さな子供が歯の大切さと、歯みがきの重要性を具体的に理解できるよう工夫した人形劇。

『黒潮に浮かぶ御蔵島 ―歯科巡回診療班を追って―』
1985年/10分/カラー
制作:東京都映画協会/企画:東京都生活文化局

■ 東京都は、専門医による受診の機会の少ない地域に巡回診療班を派遣し、人々の健康づくりに努めている。昭和30年から始まった御蔵島に対する歯科巡回診療。その昭和60年夏の様子を紹介する。

『じごくのそうべい』
2004年/17分/カラー
制作:学研、エッグ/原作:田島征彦/製作:増田迪博/企画:田辺弘樹/
プロデューサー:廣瀬直史/監督・作画:堀口忠彦/語り・お囃子:桂文我

■ 落語「地獄八景亡者戯」を題材にしたアニメ。綱渡りの最中にうっかり落ちて死んでしまった軽業師のそうべい。あの世への道中で山伏・歯抜き師・医者の三人と一緒になり、閻魔大王に地獄行きを命じられるが、あの手この手でピンチを切り抜け…。


松川八洲雄劇場 Aプログラム

『熊野古道』
(2008年3月14日 (金) 21:00〜・3月15日 (土) 17:00〜・3月20日 (祝) 13:00〜・3月22日 (土) 15:00〜)
A01_kumano.jpg2006年/15分/カラー/ビデオ
制作◎英映画社/企画◎三重県/プロデューサー◎宮下英一・内海穂高/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎八幡洋一/音楽◎間宮芳生/音響◎山崎宏/ナレーション◎北村昌子

■ 三重県熊野古道センター館内上映作品。弥生人の稲作により森は切り開かれたが、熊野は霊場となり極楽浄土願望の場に生まれ変わる。

『鳥獣戯画』
A02_giga.jpg1966年/24分/カラー/16mm
制作◎映像社、七人の会/プロデューサー◎富沢幸男・堀田正己/
脚本・監督◎松川八洲雄/脚本◎大沼鉄郎・杉山正美・杉原せつ・藤原智子・富沢幸男/
撮影◎瀬川浩/音楽◎間宮芳生/ナレーション◎芥川比呂志

■ 国宝・鳥獣戯画の中に、歴史の表には現れない庶民の姿を見る。イタリア・ベルガモ映画祭 芸術部門大賞受賞。

『神々のふるさと 出雲神楽』
A03_izumo.jpg2002年/41分/カラー/16mm
制作◎英映画社/企画◎ポーラ伝統文化振興財団/プロデューサー◎宮下英一・内海穂高/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎小林治・八幡洋一/ナレーション◎北村昌子

■ 出雲地方の四地域の神楽を歴訪、今も続くヤマタノオロチ神話を介した「神と人との交流の場」を観察する。


松川八洲雄劇場 Bプログラム

『土くれ』
(2008年3月15日 (土) 13:00〜・3月16日 (日) 15:00〜・3月20日 (祝) 17:00〜・3月22日 (土) 19:00〜)
B01_tsuchi.jpg1972年/17分/カラー/16mm
制作◎隆映社/脚本・監督◎松川八洲雄/プロデューサー・撮影◎楠田浩之・喜屋武隆一郎/
音楽◎木下忠司/音響◎大野松雄

■ 彫刻家・木内克の“手びねり”という手法で粘土の裸婦像を作る過程を撮影したフィルムをノー・ナレーションで構成した異色作。芸術祭優秀賞受賞。

『仕事=重サ×距離』
B02_sigoto.jpg1971年/35分/カラー/16mm
制作◎日本リクルートセンター/企画◎三菱重工業・長崎造船所/プロデューサー◎江口昭彦/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎瀬川順一/音響◎大野松雄/ナレーション◎岸田今日子

■ 長崎造船所のリクルート用映画。音楽を使わずに現実音と詩的なナレーション、そして労働者へのインタビューで構成。

『鍛金 奥山峰石のわざ』
B03_tankin.jpg1997年/30分/カラー/35mm(DVD版上映)
制作◎岩波映画製作所/企画◎文化庁/プロデューサー◎田村恵/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎八木義順/ナレーション◎中西妙子

■ 重要無形文化財「鍛金」の保持者、奥山峰石による鍛金技法の克明な記録。シカゴ国際映画・ビデオ祭 銀賞受賞。


松川八洲雄劇場 Cプログラム

『歌舞伎の魅力 舞台美術―参会名護屋―』
(2008年3月16日 (日) 13:00〜・3月21日 (金) 21:00〜・3月22日 (土) 17:00〜・3月23日 (日) 15:00〜)
1983年/34分/カラー/16mm
制作◎英映画社/企画◎国立劇場/プロデューサー◎宮下英一/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎瀬川浩/ナレーション◎久米明

■ 代々歌舞伎絵を描いてきた鳥居派九代目の鳥居清光さんが「参会名護屋」の舞台美術を担当し、元禄芝居を再現する過程を記録。

『琵琶湖・長浜 曳山まつり』
C02_hikiyama.jpg1985年/32分/カラー/16mm
制作◎英映画社/企画◎ポーラ伝統文化振興財団/プロデューサー◎宮下英一/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎江連高元/ナレーション◎原ひさ子

■ 近江長浜の子ども歌舞伎「曳山まつり」。町の若い衆が少年たちにつきっきりで教えていく様子から、地域での民俗の伝承を描く。


松川八洲雄劇場 Dプログラム

『花の迷宮 小原豊雲の世界』
(2008年3月16日 (日) 19:00〜・3月20日 (祝) 15:00〜・3月22日 (土) 13:00〜・3月23日 (日) 17:00〜)
D01_meikyu.jpg1986年/31分/カラー/16mm(DVD版上映)
制作◎岩波映画製作所/企画◎小原流/プロデューサー◎高橋昭男・田村恵/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎八幡洋一/音楽◎間宮芳生

■小原流三世家元・小原豊雲−幻想的な花の世界を作り出す“現代のボッシュ”を、ナレーションを排し凝視することで作品と人間に迫っていく。

『花 いける』
D02_ikeru.jpg1990年/55分/カラー/16mm(DVD版上映)
制作◎岩波映画製作所/企画◎小原流/プロデューサー◎高橋昭男・田村恵/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎八幡洋一/音楽◎北爪道夫/ナレーション◎江守徹

■日本固有の文化「いけ花」は、豊かで美しい自然との関わりから生れた。自然の姿が変貌しつつある今、「花をいける」ことの意味を問いなおす。


松川八洲雄劇場 Eプログラム

『マイブルーヘブン 吉野作造 デモクラシーへの問い』(学問と情熱 第25巻)
(2008年3月15日 (土) 15:00〜・3月16日 (日) 17:00〜・3月20日 (祝) 19:00〜・3月23日 (土) 13:00〜)
E01_yoshino.jpg2002年/44分/カラー/ビデオ
制作◎紀伊國屋書店、ポルケ、桜映画社 プロデューサー◎村山英世
脚本・監督◎松川八洲雄 撮影◎八幡洋一 ナレーション◎北村昌子・伊藤惣一

■民本主義を唱えた大正デモクラシーの立役者、政治学者・吉野作造。テロルの季節であった大正時代から「9.11」までを一気に語りきる“日本の青春”論。

『中江兆民 一粒の民主の種子を』(学問と情熱 第29巻)
E02_nakae.jpg2003年/49分/カラー/ビデオ
制作◎紀伊國屋書店、ポルケ プロデューサー◎塩崎健太
脚本・監督◎松川八洲雄 撮影◎八幡洋一・大洞陽佑 音楽◎山崎宏 ナレーション◎北村昌子 出演◎坂本長利

■自由民権運動の思想的指導者・中江兆民の伝記と見せながら、彼の残した「三酔人経綸問答」の劇化によりイラク開戦前夜の現代日本を告発する。初めて俳優を起用。


松川八洲雄劇場 Fプログラム

『日本のかたなとよろい』(2008年3月14日 (金) 19:00〜)
F01_katana.jpg1964年/15分/カラー/16mm
制作◎日本映画新社/企画◎東京国立博物館/プロデューサー◎渡辺武仁/
監督◎松川八洲雄/脚本◎藤原智子/撮影◎白井茂/音楽◎三木稔

■ 武器や武具として出現した日本刀とよろいは長い伝統をもつ。そのうち名作といわれるものの特質を工芸的観点から解説する。

『もっと大きな海』
F02_ooiknaumi.jpg1972年/29分/カラー/16mm
制作◎日本シネセル/企画◎日立製作所/プロデューサー◎静永純一/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎伊藤三千雄/音楽◎間宮芳生/音響◎大野松雄/ナレーション◎加藤道子

■ 繁栄と公害の悪循環の中で、ヒトは今、海によって文明を甦らせようと考え始めた。人類にとって海とは何か。

『今は昔 志のとおきな』
F03_shino.jpg1968年/39分/カラー/16mm
制作◎東海テレビ/構成◎松川八洲雄・江野雄二/撮影◎中島洋/
音楽◎間宮芳生/ナレーション◎宇野重吉・片岡あい

■ 志野焼を復活させた人間国宝・荒川豊蔵を、文人画の中の人物として「民話」風に語る構成で“昔”と“今”を一つに結びつける。


松川八洲雄劇場 Gプログラム

『ヒロシマ原爆の記録』(2008年3月21日 (金) 19:00〜)
G01_hiroshima.jpg1970年/30分/パートカラー/16mm
制作◎日本映画新社/企画◎広島原爆映画製作委員会/脚本・監督◎松川八洲雄/
プロデューサー・共同監督◎小笠原基生/撮影◎杉崎理/音楽◎間宮芳生/ナレーション◎宇野重吉

■原爆投下一カ月後に撮影されたフィルム、資料館遺物や写真をコラージュ。ヒロシマと、そこに生きていた人々を描き出そうとする。

『壁画よみがえる』
G02_hekiga.jpg1969年/40分/カラー/16mm
制作◎日本映画新社/企画◎朝日新聞/プロデューサー◎岡田弘/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎杉崎理・古田千秋/音楽◎間宮芳生/ナレーション◎岸田今日子

■昭和24年に全焼した法隆寺金堂壁画の再現に取り組む、安田靫彦、前田青邨ら14人の画家の模写技術と作業工程を詳細に描く。

『円空』
G03_enku.jpg1977年/30分/カラー/16mm
制作◎科学教育映画協会/プロデューサー◎宮田二三夫/
脚本・監督◎松川八洲雄/撮影◎瀬川順一・内藤雅行/音楽◎間宮芳生

■徳川時代に生きた円空は、三百年後の今日にも多くの彫刻を遺し高く評価されている。円空仏を通じて円空の生涯を掘り下げていく。


あがた森魚月刊映画上映会
『Qupora purple haze』2月號試写上映會

『Qupora purple haze 2月號』(2008年3月25日(火) 19:00〜)
監督:あがた森魚

短篇調査団(64)『引越の巻』

『ニューヨーク転勤命令 ―日通の海外引越―』(2008年3月26日 (水) 20:00〜)
1981年/23分/カラー
制作:東京シネ・ビデオ/企画:日本通運/
プロデューサー:横川元彦・小管正典/脚本・監督:福原進/
脚本:大西竹二郎/撮影:川尾俊昭

■ 海外に転勤するとき、引越荷物の梱包から発送・現地到着・受取・税金のチェックなど、煩わしいことが多い。こうした手続きの一切をやってくれるのが「日通の海外引越」のシステム。先着した江川氏と、後から行く夫人との往復書簡の形で具体的に引越の過程を描く。

『東京に就職して三週間』
1960年頃/10分/白黒
制作:東京都映画協会/企画:東京都広報室

■ 希望を抱いて毎年上京する集団就職の子供たちについて取材。

『太陽は明日もまた』
1963年/30分/白黒
制作:日活/企画:大蔵省銀行局

■ 田舎の中学校を卒業して東京の食堂、自動車工場、美容院などに就職した若者たちが、都会生活の中で友情に結ばれながら強く正しく生き抜いていく。

『旅立ちの青春 ―九電技術研修生の記録―』
1983年/27分/カラー
制作:電通映画社/企画:九州電力/
監督:長井博/脚本:永倉君平/撮影:長野克敏

■ 毎年4月、九州電力技術研修所には高校を卒業したばかりの技術部門新入社員が大勢はいってくる。彼らはここで、配電、送電、通信、火力、発変電の五つの部門にわかれ、およそ九ケ月間にわたって研修を受け、電力マンとしての使命感を抱き、それぞれの任地へ向って巣立っていく。


『船、山にのぼる』公開記念本田孝義 2 days@Space NEO

本田孝義ビジュアルセッション「コミュニティ、アート、ドキュメンタリー」(2008年3月27日(木) 20:00〜)

本田監督とアートシーンの関わりを短編を上映しながら紹介する。

上映作品:『平野幻想』(1997年)、『Tokyo-Osakaミクスチャー』(1998年)、「沖縄ソウル」(2004年)/他

『科学者として』(2008年3月29日(土) 15:00〜)
kagakusha.jpg1999年/84分/カラー

■ 住宅密集地に移転された国立感染症研究所。バイオハザードの危険性を指摘した住民たちが反対運動を繰り広げる中、内部から新井秀雄研究官が地域住民に協力していく姿を追う。

『続・科学者として』
2006年/3分/カラー

■ 新井秀雄さんが所内で厳重注意処分を受けた。この言論弾圧事件にたいして、新井さんは裁判に立ち上がる。

『ニュータウン物語』(2008年3月29日(土) 17:00〜)
new_town.jpg2003年/103分/カラー

■ 岡山市郊外の山陽団地。4歳〜18歳までこのニュータウンで育った本田孝義は、様々な人に話を聞きながらニュータウンの歩みを辿っていく。そして映画の終幕、美術展「ニュータウン アートタウン展」が開催される。


短篇調査団(65)『天気の巻』

『あした天気になあれ ―天気の見方・調べ方―』(2008年4月9日 (水) 20:00〜)
1992年/12分/カラー
制作:東映教育映画部/プロデューサー:赤沼幸浩
脚本・監督・撮影:吉田嗣郎

■ 地上でのやさしい気象観測のとり方や、新聞天気図を関連づけて考え、気象衛星ひまわりやアメダスの画像を利用して天気の予想をする。

『宇宙の気象台ひまわり』
1978年/31分/カラー
制作:岩波映画製作所/企画:日本気象協会
プロデューサー:片野満/脚本・監督:榛葉豊明/撮影:関晴夫

■ 1977年7月、東京のほぼ真南・東経140度の赤道上空に打ち上げられた静止気象衛星「ひまわり」。その打ち上げから実用開始に至る時間経過を軸として、気象情報を送る仕組みや、世界中の天気予報との関わり合いをわかりやすく解説する。

『東京に台風が来たら ―東京の気象誌―』
1978年/15分/カラー
制作:東京都映画協会

■ 台風の簡単な知識を解説するとともに、もし東京に台風が来襲したときにどういう備えがなされているかを、高潮対策を中心に紹介する。

『あすの気象』
1969年/35分/カラー
制作:日本シネセル/企画:日立製作所/プロデューサー:静永純一
監督:樺島清一/脚本:松川八洲雄/撮影:八柳勇三

■ コンピューターによる数値予測、気象衛星、ラジオゾンデの利用など気象予測における最新の技術を説明。何万年ものあいだ生物の運命を支配してきた自然の力に科学が挑戦する姿を描く。


シネマトレイン地獄選
「色恋沙汰ジャングル」浜松恨節・編

『いと』(2008年4月19日(土) 18:00〜)
ito.jpg内田涼子・安藤楼蘭/2003年/13分

■ 赤い、いとが激しく絡み合う…
盟友、安藤ローランと織り成す甘美で妖艶な関係性。美術、音楽、アニメーションにも秀でた傑作。作者は海外でも個展を開く才女。東京初公開。

【内田涼子】
1981年生まれ。画家、映像作家。人、物、自然の持つ孤独の心象風景をテーマに制作する。2007年12月にドイツ、ベルリンにて展示を行う。

『海がきこえる』
umiga_kikoeru.jpg森 雅樹/1999年/13分

■ 身の回りを日常が写しだされながらも、その映像は淡々でいながら、恐るべき狂気と不安が醸し出される。絶望の淵にいるであろう焦燥感がヒシヒシと伝わる一編。

【森雅樹】
97年頃よりヴァリエテの上映会に出向く。数々の作品に刺激を受け、制作を志すようになるが諸々の事情により現在は休止中。

『うず』
uzu.jpg島 小織/2002年/60分

■ 若干17歳で作りあげた珠玉の一品。
主演も兼ねる彼女の熱き魂は、劇映画の枠には収まりきらない思いが観てとれる。全編に流れる赤のイメージは彼女の血とともに鮮烈に記憶に残る。

【島小織】
1985年、浜松生まれ。中学時代から制作を開始し、高校1年の時にシネマ・ヴァリエテと運命的な出会いをする。以後、着実に活動の場を広げる。現在多摩美術大学で映像を学ぶ。

『背徳の音3部作+大城真パフォーマンス』(2008年4月19日(土) 20:00〜・20日(日) 18:00〜)
haitoku.jpg袴田浩之/2005-2006-2008年/70分

■ はたして何処へ行くのか? 悩み、もがき、彷徨する、
作者の分身、後ろ姿のコート男が見せる最終的な決断とは…。
今回は特別編として、沖縄発のパフォーマー、大城真とのコラボレーション。
3部作、一挙上映!

【袴田浩之】
1965年浜松生まれ。実験映画集団〈シネマ・ヴァリエテ〉代表。
作品に『蝉ヌード』『壊滅』等。カッコいい、売れる映画には一貫して背を向け、世間とのギャップを感じながらも湧き上がる情熱や苦悩を映像にぶち込む。

特別プログラム「路地の子セレクション」(2008年4月20日(日) 16:00〜)
rojino_ko.jpg

■ うらぶれた路地。そこにうずくまって素足に絆創膏を貼っている女の子(もしくは男の子)。偶然の出会い。彼女(彼)は自分の部屋に撮影者を誘う。部屋に入ると彼女(彼)は服を脱いで挑発する。それを撮る撮影者・・・。破天荒な構成とあられもないエロティシズムがさまざまな作家によって反復リレーされてゆく伝説のシリーズ。

『高円寺の路地の子』
大西健児/1998年/11分

『和泉の路地の子』
朝生賀子/1998年/13分

『三組町の路地の子』
袴田浩之/1998年/13分

『壊滅』
kaimetsu.jpg袴田浩之/2000年/55分

■ 別れた男女が、互いに自分自身にカメラを向け、相手に対する心情を綴る、 実験的愛憎ドキュメンタリー。 泣き、怒り、喚く、作家二人が作品と日常の狭間ギリギリで作り上げた労作。


短篇調査団(66)『万博の巻』

『EXPO OPERATION』(2008年4月23日 (水) 20:00〜)
1971年/28分/カラー
制作:岩波映画製作所/企画:大林組/プロデューサー:田中平八郎
監督:平山律夫/脚本:中西直登/撮影:河端繁

■ 日本万国博 ―千里の会場に建ち並ぶパビリオンは108。大林組が担当した会場の敷地造成工事から、お祭り広場、アメリカ館、みどり館など代表的な19のパビリオンの建設記録を紹介する。

『世界を結ぶ建築技術』
1970年/27分/カラー
制作:岩波映画製作所/企画:清水建設/プロデューサー:田村勝志
脚本・監督:村松隆一/脚本:桑野茂/撮影:上岡葆史

■ 清水建設が手掛けた万国博の古河館、アメリカ館、オーストラリア館など代表的なパビリオンの建設風景を紹介。

『花ひらく日本万国博』
1970年/35分/カラー
制作:電通映画社(現・電通テック)/企画:日本通運
プロデューサー:山口正義/脚本・監督:鈴村一夫/撮影:有家巖

■ 日本万国博に国内外の建設や出品物を「運ぶ」ことで参加した日本通運の作業を紹介し、万博の蔭の推進役として活躍する姿を描く。


あがた森魚月刊映画上映会
『Qupora purple haze』3月號試写上映會

『Qupora purple haze 3月號』(2008年4月25日(金) 19:00〜)
監督:あがた森魚

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